欠乏症

ほうれん草の葉酸

ほうれん草が体に良い野菜というのは、多くの方がご存じですね。
その栄養素はどれも非常にうれしいものですが、中でも『葉酸』の保有量については一見の価値があるでしょう。

葉酸とはどんな栄養素なのか、そしてほうれん草をどのように活かすべきなのか、それらについてご説明いたします。

葉酸という栄養素について軽く触れておくと、『血液中の赤血球を生成し、貧血や妊婦の人を補佐する』のが主な役目です。
血液というのは私たちの命そのものなので、上記に該当しない人にも必須でしょう。

先ほども説明したように、ほうれん草は葉酸の保有量がかなり優れています。
それこそ毎日でも摂取したい栄養素なのは間違いないのですが、問題は『ほうれん草に含まれる葉酸は意外と弱い』という点ですね。

この栄養素、実は熱に大変弱い上、水に触れるだけでも消えていく特性があります。
たとえばほうれん草料理の代表格である『おひたし』の場合、茹でる人が多いと思いますが、過剰に熱するとその強みを失ってしまうのですね。

したがって、ほうれん草を調理するなら『熱するのも水につけるのも短時間にする』ことが欠かせません。
それこそ「軽く洗って生で食べる」のが一番おすすめなので、ほうれん草サラダを食卓に採用してみましょう。
生野菜で葉酸不足を補えることが可能になります。

もしくは、専用のサプリメントを検討しても良いでしょう。
「サプリメントって効くの?」と懐疑的な人も多いですが、値段と摂取しやすさに優れるため、「毎日の野菜なんて用意できない!」という人でも安心です。

ただしサプリメントのみで補うのも難しいため、「調理して減少した分をサプリで補充する」という感覚で使っていきましょう。

今回は血液に関する働きをプッシュしましたが、葉酸は『味覚の正常化』や『がんの予防』にも効果があるので、健康を維持する上でも重要です。

ほうれん草やサプリを上手く利用し、ずっと元気なままでいたいものですね。